たくさんの♯♭に慣れる

ピアノの本を順に進めていくと、そのうち♯や♭が出てきていろいろな調の曲に触れていくことになります。でも譜読みの難しさもあり、大体の教則本は♯♭3つ、4つくらいの調で終わっています。

現実にはショパンやリストの有名な作品でも♯♭5つ6つは当たり前のように出てきて、慣れていないとあまりの調号の多さにそこで立ちすくんでしまう事がありますね。

しかし初心者でもそんな調の多彩な響きを味わえるような教材があり、耳馴染みのある曲を色々な調で弾きこなすのを楽しめます。一つのポジションで弾ける曲ならば、和音をつけても移調は案外慣れていくものですし、譜読みが苦手だったり、普段の練習時間があまり取れない生徒さんでも、何だか難しいものを弾けている気持ちになるようです(笑)

バスティンのシリーズの五線がないプレリーディング曲集という本や、小学校中学年からならバーナムの「全調の練習」も使いやすい本だと思います。

慣れると指使いを頼りに曲を覚えてしまって、楽譜を見ずにどんどん黒鍵の調なども弾いていますが、時には逆に、その調の楽譜をソフトで作って「ほら、変ト長調って♭6つもあるよ〜」とあえて見せています。「こんな難しい調をわたし弾いているんだ!」という誇らしげな顔をしてくれます。また「♯♭がついても白鍵を弾くこともあるんだね!」とすごい発見をした子も。移調楽譜は楽譜ソフトでクリック1つでできるので作るのは楽です。

 

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