時間がかかると考える

新しい課題に取り組む時、やる前から「無理」「できない」というお子さんに時折会います。自分だけでなく周りと比べるようになった時期の成長の証、と言えなくはないのですが、それで次のステップにチャレンジしないのはあまりにももったいない。

でも気持ちはわかるのです。私自身も沢山の課題をこなさなければならない時には「もう限界です〜!」とよく先生に泣き言を言っていました。「自分で限界を決めてはダメだよ!」と毎回励まして下さるのですが、そんなこと言われても..という気分ですよね。本人としては。

ピアノ骨体操の本を読み進めていますが、心理的な部分に踏み込んだ箇所が多くあり参考になります。そのなかでこの「難しい、無理、できない」という言葉は脳の思考を停止させる、という文章がありました。口にも出さない方が良いのだと。つい「少し難しいかな〜」などと言ってしまう自分を反省してます。

確かに教える大人から見ると、一つ一つのステップは小さなものと見がちですが、取り組むお子さん方にはとてつもなく大きな壁に映ることもあるでしょう。それに器用さにも個人差があります。でも難しいものでも時間を掛けて取り組めばできるようになる、「難しい」ではなく「時間がかかる」と考える。それを私は一緒に見守り励ましていくようにしたいと思います。

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