フランスのソルフェージュ2
この記事の続きです。音楽の要素をリズム、音符読み、音程…というように区別してソルフェージュを上達させるというのがフランスのやり方です。
下はごく初歩のレベルの内容ですが
1は音符のクレ読み(ド、レというように音程をつけずに読む)2は和音のクレ読み(ここでは2度、3度音程を視覚的に捉える練習を兼ねています)3はリズムをつけたクレ読み。4で初めていわゆる視唱(音程をつけて歌う)が出てきます。そして一番下が聴音です。和声聴音はこの段階ではありません。
この教科書、日本に比べて聴音の割合が少なく思います。でも一つ一つ段階を追っているのがわかりやすい。リズムが苦手な子もいれば、音を読むのが難しい子もありますものね。
Formation musical=フランスのソルフェージュというわけではないのですが、一つのアプローチとしてとても興味深いのです。