フランスの夏期講習3
この記事の続きです。
フランスはカトリックの国。また巡礼の街道沿いにあるポワティエは古くからの教会が多く、宗教的な雰囲気に満ちていました。
講習生の宿舎は、今は思い出してもどういう施設だったのかはわからないのですが、朝帽子をかぶったシスターが礼拝をする声が響くだけで、何とも静かな建物でした。修道院の一部だったのかもしれません。
またこの宿舎の毎日の食事の美味しかったこと!豪華ではなくても丁寧に作られていて、これでフランスは美食の国とすっかり刷り込まれました。
講習生の1日は、朝ご飯を宿舎で食べた後会場の音楽院に出かけて行き、午前中がソルフェージュの授業、午後がレッスン(一週間で3回レッスンが回ってくるので準備が大変!)空き時間は個室で練習。夕方から受講生のコンサートが音楽院のホールで平日は毎日行われます。
私はソルフェージュとピアノの両方を受講したのでかなりハードでした。でもこの時ソルフェージュの授業を取ったことは大きな宝物となりました(続く)