今日は調律の日
今は電子ピアノの性能が良くなって、電子ピアノと普通のピアノの境が曖昧なくらい、いろいろな機能を備えた製品が出てきています。そんな電子ピアノに慣れた方には、調律は馴染みがないかもしれませんね。
アップライトやグランドピアノでは年に1度、調律師さんに来ていただいて音の調律/調整をしていただくのはマストです。ピアノの内部を見ていただくとわかりますが、たくさんの弦をピンで止めてあり、これが段々に伸びて音が狂ってきます。少しずつ少しずつ伸びていくので、日頃はそれに慣れて気が付かないくらいなのですが、1年経つとやはり相当音が違ってきます。ピアノにとってきちんとケアしてくれる調律師さんの存在は大きいです。
また楽器には湿気が大敵。特に夏の高温多湿時期を乗り越えるのが大変で、うっかりすると湿気で鍵盤が降りたまま上がって来なくなることも…今のピアノはもう数十年使っていますが、定期的に見て下さる調律師さんのアドバイスで一度ピアノ内部のフェルトと木の部分の修理をしています。
せっかくの高価なピアノ、大事に手入れして使いたいものです。本当に大切にケアできる環境ができたら(あと、宝くじに当たったら!)外国製の憧れのピアノを持つのが夢なのです。