伴奏に挑戦!
11月はどの学校でも合唱をやるようで、伴奏者を選ぶオーディションを受けたい、と楽譜をレッスンに持ってくる生徒さんもいらっしゃいます。曲によってはとてもリズムが難しかったり、オクターブの連打があったりして小学生にはとても難しいと感じるものも。それでも普段にはないほど(!)一所懸命練習してくるので、弾きにくいところの音を抜いたり指使いのアドバイスをしています。
伴奏はソロに当たる前奏間奏後奏がたいてい難しく、まずはそこから。フレーズを大切に歌に繋げる意識が大事だと思います。歌が入ってくるとそれはそれで自分の事で精一杯になってしまいますが、本番までに合わせ慣れて合唱をよく聞いて伴奏できるといいですね。
最近は民主的にオーディションで伴奏者を選ぶようですが、オクターブが届かない小さな手やペダルを使えないハンディがあったりする子もいます。また教育的配慮もあり必ずしも上手い人が選ばれる訳ではないケースもあります。それを伝えた上で精一杯取り組んでね!ピアノ絶対上手になるよ!と励ましています。
オーディションを受けると言った時点ですごく勇気のある事だと思いますから。

少しずつ歩いていくのだ。
瀬戸内国際芸術祭にて

