アンサンブルをしていると
年度末は発表会シーズンでもあり、伴奏をする機会が増えます。この時期はまだ相手の方と合わせをし始める頃、特に初めて伴奏させていただくお相手とは、こちらも幾分緊張して伴奏合わせをさせていただいてます。
フルートや歌の伴奏の機会が多いのですが、どちらもお相手は立って「息」を使う演奏法です。いつもの通りにエアコンを入れていると暑い暑いとおっしゃいます。体全体を使って演奏している感じで、運動量もかなりあるのではないでしょうか。また声楽の方は喉の乾燥を防ぐ為、エアコンを極力かけない方も多いです。
ところがピアノはずっと座ったまま、動いているのは主に指先・上半身で、足元が冷えます。レッグウオーマーをつけたりブーツを履いたりしますが、足元の冷えはピアニストの宿命ですね。ペダルを踏むくらいでは温まりません。どのくらいの温度でエアコンを入れるか、悩ましいです。
学生の頃は、「足元が寒いなんて集中していない証拠。気合が足りない!!」なんて体育会系の檄が飛んだ事もありましたが、これは暴言です(笑)暖かい空気は上に行くものですしホットカーペットやサーキュレーターを上手に使って練習室の環境を整えたいですね。