ドレミ、ほんとに知ってる?
今年からレッスンを始めた生徒さんは、リトミックを経てリズムや楽譜の読み方を学び、いよいよピアノを弾く段階になってきました。
楽譜を見なくても耳コピや色おんぷで「ピアノをひく」事はできるのですが、それで次に進んでしまっては後で困る事になります。
下の図にしてみましたが、楽譜上の音符が読めて、実際の音と一致できて、鍵盤上のドレミを探して弾く、3つのどれが欠けても成長した時大きな偏りが生まれて違う苦労をする事になりかねません。
例えば音を視覚で捉えにくいヴァイオリンなどでは、音の高い低いが分かりにくい傾向が出てきてしまいます。
ドレミに初めて出会うこの時に「音符が読めてピアノで音を出してみる」「聞いた音を五線紙に書いてみる」「ピアノの音を当ててもらう」「ピアノを弾きながらドレミをうたう」などを繰り返し繰り返しやってもらいます。
「ドレミ、しってる〜!」と得意になって弾いてくれますが、こちらはここが正念場とじっくり取り組んでいます。この3つが連動しているとわかったら大丈夫、他の音もしくみは一緒です。