また来るよ、また来てね!

梅雨が終わりに近づいています。災害も心配ですが、この時期のなんとも言えない蒸し暑さは大人でもこたえます。

生徒さんも同じようで、おけいこに来るだけで精一杯。今日はあまりお勉強にならないな〜ということもあります。幼稚科さんでは車の中で寝てしまって、来たときにべそをかいている光景も、この時期あるあるです。

保護者の方が申し訳なさそうにお子さんを叱咤激励なさるのですが、眠いからといって気合で(?)目が覚めるなんてなかなかできないですよね。

こんなときにはこちらも気持ちを落ち着けて、どんな時にでも耳だけは開いていると信じてわらべうたを歌ってみたり、リズムを感じてもらったり、絵本を一緒に見たり読んだりします。こんな時は関わる大人の方がはらはらしますよね。

今日のレッスンではこのお歌で歩いてみよう、こんなリズム叩きをしてみよう、あの曲どんな風に弾けたかな?。。などと計画していたことが半分もできずに内心がっくり。時間が終わりに近づき、レッスンに来たことを褒めて、お歌が聞けたことを褒めて、ごほうびシールを貼る頃になると元気いっぱいになってたりします(笑)

でも帰る時に生徒さんは「先生、また来るね!」。訪問レッスンの時は「先生、また来てね!」と言ってくれるのです。

お母様方に聞くと、普段何気ないきっかけで教えたわらべ歌を口ずさんでいることがよくあるとおっしゃいます。聞いていないようでいてちゃんと聞いている子供たち。こんな日もありますがあきらめずいろいろな方法でアプローチを試みていきたいと思っています。何か必ず心に残るものがあると信じて。