発表会におうかがいして
知り合いの奥さまが偶然ピアノの先生で、しかも大学の先輩に当たられる方と聞き発表会にお邪魔しました。
他の先生の発表会を聞かせていただくのは本当に勉強になります。特に選曲はその先生の個性が出て、いつも新しい発見があります。ピアノの曲は他の楽器の作品に比べて膨大にあって、今でも現代の作曲家によって日々刻々と作られ続けているのですから。
聞かせていただいた発表会の生徒さんたちは、小・中学生はブルグミュラー、ベートーヴェンのソナタなど王道の曲にとても真面目に取り組んでいらっしゃいました。でも連弾では親子で楽しい曲を選んだり、ジョブリンのラグタイムを先生方で演奏したり、楽しく聞かせていただきました。
しかし圧巻だったのは先生のソロの演奏で、長年真摯にご自分の演奏を磨かれてきたのが聞き取れて、頭が下がりました。基礎がしっかりしているのはもちろんですが、還暦に近いお年までそれをキープするのは大変なことです。またミスタッチが少ないのは練習を積み重ねてきた証。かなり反省して、こうありたいと思った1日でした。