楽譜、早くください!

ピアノの発表会やコンクールなどの曲は、遅くても3ヶ月前には決まることがほとんどではないでしょうか。長い曲だと半年とか一年前に決めるケースもあります。ピアノの場合、大譜表で右手左手、和音も多く、他の楽器と比べて音符の数が違いますからね。逆に小さなお子さんだと曲に飽きてしまうので、1−2ヶ月で仕上げることもあります。

私は長くフルートと合唱の団体に関わり、伴奏を務めてきました。でも曲がなかなか決まらず、伴奏合わせ1週間前になって楽譜を送ってきたりすることもあります。時には練習時間が全く足りず、モヤモヤした気持ちのまま本番を迎えることもありました。

思うにフルートも歌も単旋律の譜面な訳です。ピアノの人がたくさんの音符と格闘しているのがピンと来ないのではないでしょうか?どんなにお願いしても、楽譜を下さる(=曲を決める)のが遅い方があり、伴奏の仕事をしていると嫌でも譜読みと初見の能力が上がります。

今はフルートの伴奏を若い方にお願いして定期的にはしていませんが、時折ピンチヒッターを頼まれます。今回は楽譜を1ヶ月半前に送ってきて早くてびっくりしたのですが、こんな時に限ってコロナウイルス禍で中止となりました(笑)フルートメンバーと先生に久しぶりにお会いできるのを楽しみにしていましたが、3密に該当するので仕方ありませんね。

相手に比べてピアノの音符の数が多すぎる!
理不尽だと思ってしまいます(笑)