フランスのソルフェージュ1
お経のような歌の譜読みで思い出しましたが、フランスで知った「クレ読み」というリズム+音読みのソルフェージュも最初は違和感がありました。(クレとはフランス語でキー(鍵)の意味です)
例えばこんな楽譜を音程をつけずに読みます。
この楽譜には拍子はありますが音部記号(クレ/ト音記号など)ありません。つまりこの楽譜でト音記号で読んだりヘ音記号で読んだりできます。
この方法の良いのは自分で声の出ない範囲、例えばこの楽譜の右端、ト音記号で読むと高いラの音の譜読みまでできるところです。加線がいっぱいの楽譜なんかの読む練習になりますね。
このクレ読み、東京藝術大学の入試にもあるんですよ。
さすがにほとんどの受験生はト音記号を選んでいますね。