ダンノーゼルのソルフェージュ

これはわざわざ紹介する事もないほど伝統的なものですが、フォルマシオン・ミュジカル以前から使われているのフランスのソルフェージュの本です。

ダンノーゼルという人が編纂したのですね。

初歩からハ音記号の読みこなしまで、目次を見ると34巻(!)まで確認できました。この教材はとにかく伴奏が綺麗です。フランスらしい和音の使い方で、単旋律だとピンとこない音楽でもピアノと合わせてみるとアンサンブルの楽しみが味わえます。

小学校高学年くらいからピアノのレッスン終わりに私が伴奏して歌ってもらいますが、「歌って気持ちいいきれいなカラオケみたい!」なのだそうです。ピアノはどうしても一人で弾く事が多いので、アンサンブル経験の入り口としても良いと思います。中高生だと初見で伴奏を弾いてもらったりもします。

ト音記号ヘ音記号だけでも膨大な曲があり、選んで歌うのもアリです。特に高音域が高めの曲もありますので。

ソルフェージュ

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