強弱中強弱?

音楽ワークで4/4拍子を説明するのに出てきました。6/8拍子だと強弱弱中強弱弱、何だか呪文のようです。

でも拍子ってやはり感じとるものだと思うのです。先日音符だけのプリントを作り、曲をピアノで弾いてみて「これ何拍子だと思う?」と皆に聞いてみました。

小学2年生くらいでも、2、4拍子系か3拍子系か何となくわかります。もう少し学年が進むとヒントの付点や休符から6/8拍子を当てていました。その上で音楽ワークの強弱弱中強弱弱、を見せると「なるほど、こういう事ね」と合点が行くようです。

楽典の知識は大切ですが、実技の後追いでも良いのかな?と思うこともあります。しかし生徒さんによっては頭でキチンと理論がわかった上で弾きたい子もいるので、柔軟に考えて行こうと思います。

聴音では普通拍子を最初に指定して書き取りますが、フランスの聴音では拍子を教えてくれず、小節数も教えてもらえず、とても戸惑ったのを思い出しました。聴きながら拍子を感じとるのも聴音のうちなのですね。

日本でも某大学入試で、メロディー聴音の拍子を指定せず書き取る課題があります。

 

 

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